回田旅行社

心残りを回収していく旅行社→者

味覚の変化

25歳を過ぎたあたりからビールのうまさがしみじみきた。

最近油ものがあまり欲しくなくなった。(←これには心から助かってる。「アブラー」なので・・・)

と、よくある話なのだが、大阪に身を置いて「ああー」と思い出したことがある。

肉と砂糖!

スキヤキの話ではない。

ダシが甘く感じる。

天丼も煮物も甘い。そして肉類が嫌いな人は少ないだろう、これでもかと肉がないってる。実は肉類が苦手なのだ。

大阪に住んでいた時選択肢も少ないこともあり、外食で「アソコのアレが食べたい」が少なかった。今その感覚を思い出してる。

東日本に住んでいた頃うどんを食べたとき、おいしいと感動したのは関西風を謳っている店だった。関西風が恋しかった。

しかし今はへこんでることもあり考える時間が多いせいだろう、実は東日本が恋しくて仕方がない。

先ほど書いた関西風が恋しいよりももっと深刻な状態だ。

自分で決めて関西に来たのに・・・

 

1月は格安夜行バスに乗り込み東京に2回も行ってしまった。

何が恋しかというと立ち食いの春菊天そばだ。

生活や何からすべて恋しい気持ちをひっくるめて、一言で表したものが

春菊天そばに集約されて東日本が恋しい象徴になってしまっているのだろう。

無職と関西を前向きに楽しもうと気になる食堂に行ったが

やはり甘すぎて逆に「春菊天そば」に里心が増してしまった。

 

調べると名古屋に「よもだそば」があるようだ。

もうじき仕事を再開するので今しかないな・・・

 

転勤などで故郷を離れて暮らす人、異国からここにたどり着いた人、住み慣れたところで継続して暮らす人・・・皆凄く眩しくて尊い

 

・・・まだまだ現実から逃げてばかりだよ。